2020/05/28
緊急事態宣言が解除となりましたが、新型コロナウイルスは消滅したわけではなく、今もなお私たちの生活圏に潜んでおります。動物取扱業の認可を受けている者としても、常にウイルスの情報にアンテナを巡らせると共に、これからもウイルス対策を講じつつ「新しい生活様式」に準じた営業スタイルを確立して参りたいと思います。
縮小営業に関しましては順次、段階的に緩和して参ります。ただし、今後の感染拡大の傾向や行政の意向により内容が変更となる場合もございます。
■縮小営業ならびに厳戒態勢の段階的緩和スケジュール
※段階的なのはスタッフ側が通常に戻る為のリハビリを兼ねているためです^^;
- 6/1~営業時間を9:30~19:00に変更。ご利用前の問診は1点のみとなります。
- 6/10~お預かりの定員数の縮小を撤廃いたします。
- 6/13~スタッフが週一(土曜)で増員となります。
- 6/20~ご新規さまの送迎のご対応が可能となります。
- 7/1~シッティングの業務・介護の業務を既存のお客様のみ再開
■新しい生活様式に準じた営業スタイル
<ANIPAL!側ですること>
- 接客時のマスクの着用、接客やお会計ごとの手の消毒。
- 接客は元々玄関先の屋外の為、密閉された空間ではありませんので今まで通りです。
- ANIPAL!屋内はリビングスペースからトリミングをするサンルーム、そこからドッグランへと続く一体型となっており、毎日頻繁に開け閉めをしており万全な換気ができているのも今まで通りです。
- 屋内の消毒はマイクロシンAH(詳細は下記参照)のデュフューズを引き続き行ってまいります。その為、屋内でパートナー(ペット)をお預かりする間は常にウイルス等から守られている状態となっております。
- 受付後、ただちに次亜塩素酸水のミストをパートナーに吹き付けさせていただきます。(人も含め犬や猫にも安全です)
- 各ご家庭の受付が被らないように予約調整を行います。
- 毎日の検温、うがい、手洗いの徹底と水分補給。
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【マイクロシンAHについて】※HPより抜粋
ヒトコロナウイルス(すでに試験済み)をはじめインフルエンザウィルスなど広範囲のウイルスを15~30秒で不活化することを確認していることに加えて、細胞障害性のないことも確認しています。安心してお使い頂け、確実にウイルスを不活化することができます。種類や年齢にかかわらず、すべての動物に安心してお使いいただけ、動物の体液と浸透圧が同じなために刺激がなく、目、鼻、口など膜にも安心してご使用いただけます。
■マイクロシンAH®の3つの特色 “トリプルアクション”
1. 感染症と戦う
― 幅広い範囲の細菌、真菌、ウィルスを30秒以内に不活性化皮膚から細胞内の核酸(DNA,RNA)まで99.9999%分解し、水にする。
― 副作用がない。
― 細胞に対する毒性がなく、健康な細胞組織に傷をつけない。
― DNAを変化させない。遺伝毒性がない。
― 耐性菌も生じない。
2. 炎症を抑制
― ヒスタミン放出を抑制。
3. 動物自らの治癒力を促す
― 酸素量の増加を促し、動物がもともと持っている治癒プロセスを促す。
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<お客様側へのお願い>
- 玄関前に消毒液がございます。お客様による屋内への出入りがあるわけではないので、必要に応じご自由にご利用下さい。
- 密接な接触を避ける為、ワンちゃんや猫ちゃんの受け渡しは抱っこではなく、リードかキャリーケースでお渡し下さるようお願い致します。
- 可能な限りで構いませんのでマスクの着用をお願い致します。
- ご利用前に1点のみ問診がございます。該当する場合はキャンセルか2週間後以降にご変更をお願い致します。
~問診~
□2週間以内にご自身、同居されるご家族に発熱や咳、倦怠感を伴う症状があり、診察を受けられていない、または診察で感染の陽性と出た。
■お金を触るお支払いのやり取りについて
- お金は様々な人の手や場所を経由してきている為、お客さまにおかれましては手袋の装着をおすすめいたしますが、素手でのやり取りの際は消毒されていかれることをおすすめいたします※玄関据え置きの消毒液(アルコール等、その都度入手できているものを置いておきます)をご利用いただけます。
■その他
- ANIPAL!側に体調不良が出た際は、お客様の安全を第一に考え、医療機関の診察を受けるために急遽臨時休業する場合がございます。万が一感染者が出た際は2週間以上の業務停止もあり得ます。ご予約の変更をお願いする場合や、ご予約をキャンセルさせていただくこともあり得ることをご理解いただけますよう、お願い致します。
- 今後の感染拡大や行政の方針により、ご予約の変更をお願いする場合や、即日から休業になることも起こりうることをご理解いただけますよう、お願い致します。
■新型コロナウイルスについて
過剰に反応し過ぎや気にし過ぎとの考えも世間ではございます。いやでも生活をしていく以上、それは確かに一理ありますよね。ただ、コロナウイルスについてどれだけの一般の方がどれだけ詳しく知っているでしょうか?
動物取扱業を営む私でも、犬と猫と人にそれぞれコロナウイルスがあることを理解していますが、ヒトコロナウイルスはわかっていることもありますがほとんど無知に等しい。猫コロナウイルスに関しては変異することは獣医学では当たり前に知られており、その特徴の一つとして免疫細胞を出し抜ける変異をします。変異という共通点ではヒトコロナウイルスも変異型が確認されておりますね。
もし仮に、猫コロナウイルスと同じ変異がヒトコロナウイルスにも起こり得るのであれば免疫細胞がウイルスに対して機能しない、ということになるので、そうなった場合、この先もっと甚大な被害も想定されます。でも、そうなるかどうかわからないことに恐れながら生活するのはとても苦しいことです。ですので、まずは体に入れないこと、つまり予防さえ確立しておけば、そんなに恐れることもないのです。それを反応のし過ぎや気にし過ぎと思うも、「新しい生活様式」とするも、自分次第ってことですね。さて、皆さんはどうでしょうか?
どちらが正しくてどちらが違っているというのではなく、どちらも少なからず事実である、というのには違いありません。